ご来場、ありがとうございました。
早いもので展示終了から1ヶ月以上が経ちました。
お礼が大変遅くなり申し訳ありません。。。
7日間の展示期間、のべ1059人の方々に展示をご覧いただき
アンケートにもたくさんのご感想をいただきました。
本当にありがとうございました。
私ウラカワも、映像の立石も、そしてじいちゃんも
その後それぞれの日常に戻り
年末には展示の様子をフォトブックにまとめ、
お正月のお酒とともにじいちゃんにプレゼントしてきました。
いろいろ書きたいことはあるのですが、うまくまとまらず。。。
ただ、最終日にお越しいただいたお客さまのアンケートの感想が
私と立石の言いたいことを簡潔にまとめているように思えましたので
ここでご紹介させていただきます。
「物を完成させるのは、使う人であることを感じました」(50代・男性)
跡継ぎのいない佐世保の竹細工。
期間中、それを嘆く声をたくさんいただきました。
ただ、素晴らしい手仕事が受け継がれて行くためには
使う人がいることが絶対的な前提です。
手仕事 は、あくまで仕事であり、その仕事で家族が生活してるのですから。
これから残したい手仕事、素晴らしい手仕事に出会えたときは
ぜひ、その仕事を「消費」「使用」という形で応援していただければ
きっと職人さんの手仕事が代々受け継がれて行くと思います。
良いものは、使うほどにプラスに変化していきます。
竹細工で言うなら飴色になり深みを増して行く。
そして、展示品にもあったように、
職人さんが仕事を続けていければ、修理も可能です。
この先、皆さんが出会った素晴らしい手仕事の作品を「完成」させるのが
この展示をご覧になった皆さん自身でありますように。。。
このたびは、私たち3人にお付き合いいただき本当にありがとうございました。
またどこかでお会いできますよう。
総合プロデュース、写真撮影:ウラカワナミ
映像制作:立石剛
竹細工職人:野田利治(野田竹細工店)